第46代会長 反町 光夫
明日への希望に向かい光輝く奉仕の力
 3月11日に予想を遥かに超えた東北・関東を襲った大地震、一瞬にして人命と町とその生活を奪った大津波、何よりも人々を不安な日々にさせている原発の被害、中越地震を経験した私達でさえ想像出来ない様な悲惨な出来事が起きてしまいました。
そんな状況の中でライオンズクラブとしてどのように対応していけばよいのか、何をすれば人々に喜んで頂く事が出来るのだろうか、何をすれば社会に貢献出来るのか、これらの問題を真剣に考え多いに議論をして、少しでも被災者の方々のお役に立てるように進めていかなければならない問題だと思います。
 現在、日本の社会は、少子・高齢化社会へと急速に進行しつつあると言われています。先進諸国でもその問題が軒並み進展している中で、日本のそのスピードは際立っているそうです。急速な少子・高齢化の進展は、社会全体にマイナスの影響を及ぼすことになると考えられております。また高齢化社会に対しても同様に、家庭・社会・地域・職場などあらゆる立場で真剣に考え、対応していかなければならない問題だと思います。それに対し、ライオンズクラブとしても青少年問題、福祉問題の活動をする上で、その事を真剣に受け止め、議論を重ねたうえで活動し、社会に奉仕していかなければなりません。
 昨年、蒼柴ライオンズクラブ結成45周年式典が盛大に行われました。1966年9月に結成されてから45年という長い歳月の中で、数多くの事業がメンバーの活動により行われ、素晴らしい実績を築き上げてきました。私はそれらの事業を今一度見直し、委員会の活動に対しては過去に行った事業を参考に事業計画を建てたいと思います。継続事業については一つ一つを見直したうえで継続していきたいと思います。また、昨年正式に姉妹提携したソウル友LCとの交流も出来れば継続して行いたいと思います。何れの事業にしてもメンバーの協力が不可欠です。ライオンズクラブの基本はまずは参加する事です。メンバー全員で活動する事により、和が出来、すばらしいクラブになっていくと思います。せっかくクラブに入会されても仲間が出来なければ楽しく無いと思います。仲間を作る為にも積極的に参加して交流し、自分の意見を述べ、多いに自分自身をアピールして頂きたいと思います。
1.環境問題は一人一人の自覚からと考えます。
ライオンズクラブの会員が率先して環境問題に対して啓蒙活動を行って頂きたい。
*公共施設の清掃・車によるCO2削減PRなどの活動を行って頂きたい。

2.豊かな自然の中で暮らすという観点から憩いの場の整備、
悠久山花木園や、それに伴う遊歩道の美化、及び整備を考えて頂きたい。

3.例会において、環境に関する講演やパネルディスカッションを
地域の皆さんや子ども達参画の上で開催することが出来たらと思います。
各委員会とも通例の奉仕活動はもとより更に環境問題をテーマにした委員会活動を考えて頂きたい。
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