特別事業 パプアニューギニア支援
2004〜2005年度
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パプアニューギニア支援事業
森林地帯にも学びやを 製材器具提供へ
↑パプアニューギニアに向かう長岡蒼柴LCのメンバー
 長岡市の「長岡蒼柴ライオンズクラブ」(山崎晃一会長)は、パプアニューギニア・ワレア地区で教育振興や地域社会づくりを物資面から支援する。十九日に山崎会長ら六人が現地を訪れ、建設につかう製材のこぎりや医療品、文房具、洋服を同地区に贈る。
 ワレア地区は森林地帯で、環境保護地区に指定されている。住民は自給自足の生活で、豊かな自然が残っている反面、産業が育たない。さらに年間千八百円の授業料を工面できない上、教員住宅も完備されていないこともあって、教育も根付きづらい。このため長岡蒼柴ライオンズクラブは今後予定される学校建設をお手伝いするとともに、製材器具を提供することで産業を興し、住民が自らの力で行なう地域社会づくりを援助しようと、立ち上がった。物資購入には自ら用意した百万円に、ライオンズクラブ国際会議から交付された国際援助資金約百万円を充てた。
 パプアニューギニアは山本五十六元師終えんの地という縁から、これまでも長岡市の各団体が訪れ、支援活動を展開してきた。同ライオンズクラブは二〇〇三年、パプアニューギニア協会による講演会を同市で開催。その後も交流を続ける中で話が持ち上がり、支援事業を企画した。山崎会長は「二年前から準備を進め、ようやく実現する。これを機にさらに交流が活発になれば」と話している。
←提供した製材器具
パプアニューギニア
カミヤリ村
支援物資贈呈
カミヤリ村歓迎式典
踊るカミヤリ村の子供達
寄贈したソウミル(製材機)
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2005年2月10日
新潟日報掲載記事
ササ前環境大臣も出席、
カミアリ村で同宿、式典
歓迎会を開いてくれた
ラエLC会長と
歓迎会には
州知事も出席